理学療法士が結婚する際に知っておくべきお金の話

最近養成校の同期達と9年ぶりの同窓会がありました。その中で、当時とてもモテていた友達と席が隣になり、こんな感じの会話をしました。

あ、イケメンさんお久しぶりです。
イケメンさん
おー、久しぶり。facebookで見たけど結婚したみたいやな。
そうなんですよ。イケメンさんはご結婚されたんですか?
イケメンさん
いやー理学療法士の給料で結婚したら地獄だろ?あっはっはは
・・・。(あれ、僕はもしかして地獄で生活しているのか?)

帰ってからGoogleで検索すると、『理学療法士は年収が低くて結婚できない』みたいな感じの記事がたくさん出てきて衝撃を受けました。

ここでは、本当に理学療法士は結婚できないのかどうかを、僕自身の体験を絡めて書かせていただこうかと思います。

1馬力理学療法士は家族を扶養できるのか?

平成28年における国民生活基礎調査の概況(厚生労働省)によると、平均世帯年収は30歳~39歳において562.3万円となっています。

現在の理学療法士の平均年収は統一したデータがないのですが、およそ約390万円程度と言われています。周囲の理学療法士の話を聞いても、やはりこの値が感覚的に近いと思います。年々年収は低下しているのはもはや周知の事実です。

理学療法士の年収・給料が低下している原因と増収のコツ

平均世帯年収と比較すると、1馬力の理学療法士では結婚して子供を扶養するのはかなりきつそうですね。

実際に僕も、結婚して子供ができて家を購入するまでは1馬力だったのですが、結構カツカツでした。子供ができるまでは、奥さんが専業主婦でも何とかなっていたのですが、子供が幼稚園に入学して習い事を始めると完全にパンクする状態でした。ちなみに当時の僕の年収は理学療法士の平均年収ドンピシャでした。

結論としては、理学療法士は結婚したとしても、子育てをするためには基本的に共働きを避けられない職業です。

しかし、それは理学療法士に限ったことではなさそうです。

専業主婦世帯と共働き世帯の推移

理学療法士だけでなく、一般的な統計を見てみましょう。

専業主婦世帯はどんどん減っており、その約2倍まで共働き世帯が増えてきているのが分かります。娘の幼稚園に通うお母さん達も、かなりの割合が働いていらっしゃいますし、近所の小学校の学童保育などは定員いっぱいまで埋まっています。
先ほど見た平均世帯年収は、こうした共働き世帯が多いという背景に裏付けられていることを理解する必要がありそうです。

理学療法士同士の結婚は良い選択

理学療法士の平均年収が390万と仮定した場合、夫婦でフルタイムで働いた場合には、単純計算で世帯年収780万円となります。仮に奥さんがパートタイムで働いたとしても、理学療法士の時給は、一般的な主婦のパートなどに比べると断然良いので平均世帯年収近くに届くでしょう。

よって、理学療法士同士の結婚は良い選択と言えそうです。

僕の周囲でも理学療法士同士の夫婦は多いですが、高額な住宅ローン審査でも落ちたなんて話は聞いたことがありません。

専業主婦としてやっていく場合

実は我が家もそうだったのですが、子供がある程度大きくなるまでは専業主婦で子育てに専念する形をとっていました。

そのため、当時は次のような工夫が必要でした。

  • 両家どちらかの実家のそばに住む。
  • 行政のサービスや制度をうまく使う。
  • 奥さんの節約術に頼る。

実際には、実家からの援助にもあまり頼りたくないので、奥さんの節約術が主体となっていました。

理学療法士の奥さんが専業主婦を希望している場合、節約をする覚悟が必ず必要なので、結婚前にそれをよく話し合う必要があります。

また、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんが、行政の子育て支援などは各市町村で結構違います。東京であれば、学資保険の教科書:東京23区の子育て支援制度比較などを参考にしてみて下さい。

副業の可能性

ここまで見てきたように、“現状では”理学療法士の1馬力での結婚生活は厳しいのが現状です。

しかし、理学療法士の副業やスキルアップはまだ発展途上にあると僕は信じています。セミナーやアルバイト以外にも、ブログやクラウドソーシングなどには、まだまだ可能性が十分あります。

理学療法士こそ副業でブログを始めるべき3つの理由

理学療法士が副業でクラウドソーシングをやってみた

今後の努力次第でリハビリ分野での職域を広げたり、根本的な変革(パラダイムシフト)は可能かもしれません。結婚して奥さんが専業主婦を希望する場合には、やはりそれを叶えてあげたいものでしょうから。

まとめ

同窓会で再会した友人の意見は、あながち的外れだとは思っていません。確かに、理学療法士として家族を養っていくのは厳しい部分が多々あります。

しかし、それは今の社会では多少の差はあれ、みんなが抱える問題のようです。

結婚する際には、相手としっかりと経済的な面を包み隠さず話し合うことが何より重要であると思います。それでも心配な方は、結婚前にファイナンシャルプランナーに相談することをお勧めします。