先日の10月8日、ついに受けてきましたよ。
平成29年度ケアマネ試験です。
いやぁ、もう何といいますか勉強不足での強行突破な受験だったのもあり、後味が微妙なものとなってしまいました。
反省点が山積みです(-ω-)
結論から言えば、合格したかもしれないし、落ちたかもしれないといった状況です。合格:不合格の確率で言えば4:6くらいといったところでしょうか・・・。
せっかくなので、今後理学療法士の中でケアマネジャー試験を受ける可能性がある方に向けて、受験までの手続きや、難易度とともに自己採点結果などをレポートさせていただこうと思います。
目次
受験のきっかけ
理学療法士である僕が、ケアマネジャー試験を受験した理由は、正直に申し上げれば
『なんとなく』です。
以前こちらの記事でも書いたのですが、理学療法士がケアマネジャーを取得する価値があるかと聞かれれば、その答えは正直“微妙”といったのが一般的な風潮です。
理学療法士が介護支援専門員(ケアマネジャー)資格を取るメリット
しかし、「もしかすると、まだ理学療法士がケアマネジャー資格をフル活用できていないだけなのでは?」といった気持ちで今回受験を申し込んだわけです。
介護保険領域において、地域の専門職とのつながりを持ちたかった部分もあります。
受験までの流れ
ケアマネ試験の正式名称は【介護支援専門員実務研修受講試験】です。
実際に、受験までの手続きの中で迷ったことなどがありましたので、そちらを次にまとめていきます。
受験要項をゲットする
受験に際しては、毎年6月頃にケアマネジャー試験の受験要項が保健所や市役所、社会福祉協議会などで配布されるとのことです。
僕の所在地である千葉県の千葉県社会福祉協議会のホームページをチェックしていると、今年は5月29日から受験要項配布とのことでしたので、自分の住んでいる市内の社会福祉協議会へ直接取りに行ったわけです。
僕の場合は、区内にも事務所があったので、みなさんも調べて一番近いところへ行くと良いかと思います。
ケアマネの受験要項が欲しいことを告げると、窓口のおじさんが、山積みになった束の中から一冊手渡してくれました。
必要書類を集める
受験資格によって必要書類が異なるようですので、確認が必要です。
僕の場合には、主な必要書類は次の通りでした。
- 実務経験証明書
- 理学療法士免許の写し
- 戸籍謄本
- 受験申込書
- 写真1枚(縦3,5cm 横3,0cm)
5年以上同じ職場で働いていない場合は注意
この中でも特に面倒だったのは、実務経験証明書です。
実務経験の基準は、“支援が必要な方に対する直接的な援助業務にあたった期間が通算 5 年以上であり、かつ当該業務に従事した日数が 900 日以上であること”です。
理学療法士であれば、病院であろうと介護保険サービス業であろうと、この対人援助業務にあたるわけなので、問題は期間だけとなります。
僕の場合には、4年前に転職した影響で、現在の勤務先の病院だけでは基準を満たさないので、以前の勤務先にも実務経験証明書を発行してもらう必要がありました。要するに現在の勤務先と以前の勤務先の2通の実務経験証明書が必要だったわけです。
別に喧嘩別れして辞めたわけでは無いのですが、正直気持ち的に以前の職場にお願いすることにためらいが無かったわけではありません。
しかし、発行していただくしかないので、電話で事情を説明した後に、実務経験証明書の書式を郵送して(もちろん返信用封筒も同封)、送り返していただきました。
受験の申込受付期間が約1か月間しかないので、5年以内に転職して、現在の勤務先だけでは基準を満たさない方は、実務経験証明書の発行依頼を最優先にするべきでしょう。郵送だと時間がかかる場合もあるでしょうから。
受験手数料の支払いを行う
受験申込書に、受験手数料の払込受領書を貼る場所があるので、申込書を提出する前に受験手数料の支払いを行う必要があります。
支払いはコンビニでも可能なので楽でした。
受験手数料は確か8000円~9000円くらいだったと思います。
支払いが終わって必要書類を出せば、後は受験票が届くのを待つだけです。
受験票は、結構ギリギリに届く
もうちょっと余裕持って送って欲しいと思う方もいるのではないかと思うくらい、結構ギリギリに届きます。
僕の場合はずっと持っていると失くす可能性があるので、遅くても全然オッケーでしたが。
試験について
試験難易度は?
ケアマネジャーの合格率は各県によっても異なるようですが、ここ数年は15~19パーセント程度を推移してきています。
画像引用元:ケアマネジャー【合格率の推移】
その合格者全体の中における理学療法士の構成比率は、約2パーセント程度のようです。
試験合格ラインは?
ケアマネジャーの試験は、【介護支援分野】の25問と【保険医療福祉サービス分野】の35問の計60の問題数があります。1問1点です。
この2つの分野の総得点の70%程度を基準として、問題の難易度で合格点を補正するそうです。また、【介護支援分野】、【保険医療福祉分野】の区分ごとに両方ともが合格基準を上回ることが、合格の条件となります。
どちらか一方が合格点に満たなければ不合格ということですね。
最近では、【介護支援分野】のボーダーが13点~15点、【保険医療福祉分野】のボーダーが22点~26点くらいです。
僕の自己採点結果
いろいろな個人・通信教育サイトが提供してくれている模範解答を参考に、自己採点したところ、結果は以下のようになりました。
【保険医療福祉分野】⇒24点
【保険医療福祉分野】が完全にボーダーラインですね。しかも、今回はそれほど難しくなかったとの声もネット上で見てしまったので、半分くらいはダメかなと思っています。
追記
結果の記事を書きましたので、よければご参照下さい。
