ブログを運営する際に欠かせないものとして、SEO対策があります。
僕は今現在ブログ歴3か月の新参者ですが、現時点で理解しているSEO対策をここに綴ってみます。
たかが3か月間でと思われるかもしれませんが、新しくブログを始められた方の気持ちが分かる『今だからこそ書ける記事』もあると考えております。
ブログ開設初期は、一般的にはPVが望めないと言われています。しかし、検索上位の記事が全然取れないかと言われれば、そうとは限らないことが分かってきました。
ここでは、いわゆる“雑記ブログ”ではなく、“特化ブログ”の話になります。
目次
ブログは1冊の本と同じ
読まれる本と、読まれない本
ブログをどのように捉えるかは、人それぞれです。
日記のように使う方もいれば、アフィリエイトを目的として使う方もいます。それはもちろん自由であり、人に指図されるものではありません。
しかし人に見られるためには、基本的にはネットでの「検索にひっかかる」ことが必要になります。
本屋さんに行っても、正面にPOPと共にデカデカと面陳列されている本は目立ちますし、人に読んでもらいやすいわけです。
逆に、コーナーの片隅にひっそりと平積みされている本は目立たず、手に取ってもらえる回数は少ないでしょう。
ブログもこれと同じです。
SEOとは?
SEOとは【Search Engine Optimization】 の略であり、検索エンジンの最適化を意味します。
どういうことかと言うと、先ほどの本屋さんの例で言えば次のことを指します。
SEOとは・・・
書店の店員さんにアピールをして、出来るだけ人の目に触れる場所に、自分の書いた本を置いてもらう努力
実際には、ブログの場合には『書店の店員さん』=『Google』となります。
Googleが、「このブログは価値があるから検索上位にしよう」としてくれるおかげで、初めて人の目に触れることになります。
検索上位のブログはおそらく、人の興味を引き、全体がまとまっており、内容が良い本と同じです。
ブログのタイトル
タイトルは目的別に決める
ブログのタイトルは、訪問者が最も最初に見る部分です。
これも、本で例えてみましょう。
あなたが本屋さんに行って、手に取りたくなるのはおそらく次の2つでしょう。
- 好きな作家さんの本
- 興味を惹かれたタイトルの本
ブログは、このどちらを目指すかでタイトルのつけ方を変えるべきです。
すなわち・・・
- ブログで自分の知名度を高めていきたいのか
- とにかく見てもらうことを優先するのか
ということです。
1番であれば、ブログタイトルには、自分の名前やニックネームを入れると良いかもしれません。将来的にブログを通して自分の知名度が上がれば、ブログ以外の場所でも活躍の場が広がるかもしれません。
2番であれば、とにかくキャッチーなネーミングを考えると良いでしょう。キャッチコピーのための本はいくつか出版されていますので、参考にしてみて下さい。
僕の場合は、2番を意識しています。僕はリハビリ関連のブログを専門家に向けて発信していますので、専門家がちょっとドキッとするようなタイトルを付けさせていただきました。
いわゆる『煽りタイトル』は、行き過ぎると嫌われますが、適度に使うならば集客力の高い効果が出ます。
効果の出るスピード
SEOに即効性があるのは2番でしょう。
どんな内容のブログなのか一見しただけで分かるタイトルは、訪問者にとって分かりやすいと評価される可能性があります。
しかし、最終的に強さを発揮してくるのは、1番であるかもしれません。
同じような内容のブログが氾濫してこれば、より一層目立つ存在となる必要があります。タイトルを覚えてもらい、知名度を上げていくことは後から徐々に効果が上がってくると予想できます。
ブログのカテゴリー
カテゴリーの使い方
ブログは一冊の本と同じであると先に述べさせていただきました。
一冊の本には目次があり、それぞれは『章』区分けがされています。
例えば・・・
第1章
第2章
第3章
さらに、それぞれの『章』には『節』で区分けされています。
第1章
第1節
第2節
第3節
これをブログに当てはめると、『章』は『カテゴリー』となります。
『章』の下に『章』が来ると訳が分からなくなってきますので、カテゴリーをクリックした後には、すぐ記事がくるような構成であると良いかと思われます。
カテゴリーは整理箱ではない
物語の『章』を見ればその内容がある程度分かるように、『カテゴリー』を見ればそのブログの内容が分かるようなものであると分かりやすいです。
そのためには、カテゴリーをただの整理箱として使うのではなく、ブログを通して伝えたい要素として捉える必要があります。
検索した時に、カテゴリーもヒットすることを忘れてはいけません。
記事の書き方
記事には、『節』だけではなく『段落』もある
カテゴリーは『章』に当たるので、各記事は『節』だろうと思われるかもしれませんが、全てがそうではありません。
記事には2種類のものがあると、僕は考えています。
- 『節』としての記事
- 『段落』としての記事
各記事には、あまりたくさんのことを書けません。見やすい記事は大体2000~3000文字程度です。
その中では、キーワードは2~3個入れるだけで精一杯ですし、それ以上入れても検索上位を取れない印象があります。僕は最近、試しに記事タイトルにキーワードをたくさん詰め込んでみましたが、さっぱりダメです。
言いたいことがたくさんあるからと、キーワードを一つの記事に詰め込む方法が良くないのは、読みにくくなるからに他ならないでしょう。
Googleは、その辺のユーザビリティを重視しているのかもしれません。
そこで、キーワードを2~3個入れた記事をいくつか書いておいて、それを内部リンクでまとめるような記事を最後に書くという方法が効果的です。
本における『節』の中身が『段落』の集合体であるように、記事にもその主従関係をつけることですっきりと効果的な構成ができるような印象があります。
キーワードの選び方
キーワードは、記事のタイトルにも使われるものです。
キーワードの選ぶ方法としては、間違いなくこちらの無料で使える検索ツールがおススメです。
goodkeyword
「goodkeyword」の優秀なところは、ロングテールSEOに向いていることです。
ロングテールSEOとは、ロングテールキーワードで検索するユーザーの意図を理解し、その意図を解決するようなコンテンツを作成し、内部SEOを施したコンテンツを自社のウェブサイト上で増やしていき、安定的な集客を行う施策 / SEO戦略です。
キーワードのバリエーションが豊富でも、一つ一つのキーワードでは競合の少ない複合キーワードをターゲットにし、各キーワードどごとに検索ユーザーに役立つコンテンツを作成していく手法です。引用:アレグロのSEOブログ
ブログ開設当初は、「子育て」「リハビリ」などのビッグワードでの検索上位はまず無理です。
そこで「子育て 2歳 やんちゃ」「リハビリ 五十肩 筋トレ」など、いくつかのキーワードを組み合わせて活用することで、比較的競合相手が少ない土俵で戦えるというメリットがあります。
例えば、今確認したところこの記事は投稿直後(2017.11.11)の段階で、『初心者ブロガー SEO』でgoogle検索順位の1位を取っています。
ドメイン年齢の若い弱小ブログでも、ロングテールSEOを意識するだけで検索上位を取るのが可能な証拠です。
「goodkeyword」では、関連キーワード、複合キーワードを調査できるため、大変重宝します。
効果判定できる記事を選ぶ
PDCAサイクルを回す
PDCAとは、Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)のことです。
どのような記事を書くべきかを計画立て、実際に書いてみた後に、検索順位がどのようになったかをフィードバックする必要があります。
特徴ある記事をいくつか書く
全ての記事をチェックするのは大変なので、自分が書いた記事の中でも特徴のある記事を3つほど選択し、その順位変化を追うと良いかと思われます。
もちろんSearch Consoleなどのウェブマスターツールは優秀なのですが、簡便に順位を知りたいときには、SEOチェキを使うと便利です。
SEOチェキ
上位記事だけでなく、圏外記事も注目する
ウェブマスターツールなどを使うと、どうしても検索上位の記事に目が行きがちになりますが、圏外に落ちてしまっている記事も役に立ちます。
そこには、失敗した記事から得られるヒントが詰まっているからです。
まとめ
まだSEOについて勉強し始めたばかりの僕が、偉そうに記事を書いてしまい申し訳なく思うのですが、現時点で学んだことを紹介させていただきました。
参考になれば幸いです。